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ミライニツナガルナニカ

人事採用コンサルタントの前田が日々感じたことを中心に書いています。

選択の基準:何を基準に選択するか?

ワークスタイル・仕事術

今日は“選択の基準”というテーマで書こうと思います。

皆さんの選択の基準はどんなことでしょうか? 

今ここにある自分は、今までの自分の選択の結果

そもそもの定義として「自分とはだれか」という深ーい話になるのですが、僕は哲学者ではなくて実務家なので、実務家として合理的に考える一つの考え方として書きます。

何時に起きるか、どんな服を着るか、どんな食事をするか、どの道を通って仕事に向かうか、仕事でどんな判断をするか、どんな会話をするか、夜は誰と会うか、何をするかなど、人生は選択の連続です。

ジャンクフードばかり食べる選択をして結果は体調不良かもしれませんし、
運動を積極的に選択したら適性体重を維持しているかもしれませんし、
本を読むという選択の結果、新しい知識が身に付いているかもしれません。

選択にもいろいろな“重さ”があります。それも人によってその重さは違いますし、同じ人でもタイミングによって重さが違います。

今朝の朝食についての選択は軽めの選択だったかもしれませんが、今週末に初デートを控えているとしたらその食事の選択肢は色々な意味で重いです(笑)。

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選択するときに悩むことがあると思います。考え込むことだってあるでしょう。判断する情報が足りないと思うときもあるし、感覚的にどちらかを選ぶことだってあります。

その時に僕が大事にしているのは「僕自身が価値があると思っていることを選択しよう」です。

人は一人では生きていけませんしから、それぞれの人がそれぞれの選択をして、その選択結果の影響は周囲に波及していきます。だから、何かを選択するとそのフィードバックが直接的にまたは間接的に自分に返ってきます。

フィードバックにはポジティブなものとネガティブなものの両方がありますが、その“フィードバックの顔色”を重視して選択肢を決めている人がいます。

周囲からのフィードバックをある程度気にするのは、やむを得ないと僕は思います。最近大人気のアドラー先生には怒られるかもしれませんが。

自分の中にいる自分に問いかける習慣

それでも、「自分が大事に思っていることはなんだ?」と考える習慣は、常に意識したほうがいいと思います。

自分が決めていいはずなのに、自分で選択するというのは簡単なようでいて実は難しい事なんだと思います。

というのも、大人になると自分が選択した結果が周囲に波及する影響が複雑になってきて、何かを選択すると、手放さないとならないものが出てくるから悩むのです。

自分にとって何が一番価値を感じることができるのか。こればかりは答えは自分自身の中にしかありません。でも、自分自身の中にある答えを探すことの習慣ができていないと、分からなくなくなってしまうのです。

すると、一番自分が気を許している人や組織、甘えられる人や組織からのフィードバックを最重視して選択するようになりますますが、これは自分の選択ではなくなっています。

「分からないから決めてください!」と選択を放棄することよりも質が悪いのは「自分で選択した気になっているかもしれないけど、実は選択していない」ので、出た結果に対する納得感を得るのがとても難しいのです。

これを・・・「他責」といいます。

血統書の価値 

今朝の新聞に秋田犬の血統書の話がありました。

僕は知らなかったのですが、秋田犬って国の天然記念物なんですね。90年も前に雑種化を防ぐために秋田犬保存会が発足したそうです。忠犬ハチ公の映画で国際的に人気がでて、最近は国内だと2000頭くらいで維持していた登録数が海外では急増しているとのこと。いまや日本国内よりも多い数が登録されているとのことで、品評会で賞をとった犬は1頭1000万円を超えるらしいです。記事の後半に「モラルよりビジネスが先行している面がある。秋田犬は日本の文化。徹底して守りたい」というコメントがありました。

人気が出ると偽物を作って、それにあやかろうとする不届きものがでますね。お財布とかバッグとかもそうです。偽物が偽物だとばれない限り作り続けることも大きな問題ですが、偽物だと分かったしても一定の需要があるから、頑張ってコピー商品を作り続ける業者が生まれる。

僕はブランドのコピーは不正な行為なのでダメだと考えています。ですので秋田犬保存会の方のお怒りはごもっともです。

でも、海外で生まれた秋田犬を秋田犬として登録する時点でそのリスクは分かっていたはずです。それでもそうしようと選択した結果だと思うのです。

僕の勝手な憶測は、リスクはあるけど、それよりも秋田犬ブランドとしてグローバルに広がるほうがよくない?という関係者のフィードバックを気にした選択の結果かなと考えています。文面からすると保存会の方はこの状況を納得はしていないでしょうが、他責として不満をぶつけているとまでは断言できません。どちらにせよはやく心が穏やかな日が訪れることを願ってやみません。

 

ということで、本日も僕はいくつかの選択をしました。満足のいく選択ばかりではありませんでしたが、その時々で自分が選んだ選択肢、という自覚はあります。

さて、あなたは今日の選択、自分の価値に照らし合わせて選ばれましたか?