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ミライニツナガルナニカ

人事採用コンサルタントの前田が日々感じたことを中心に書いています。

リファラル採用について 〜その2

採用の仕事

企業人事様に訪問しています。

本日もリファラル採用について、企業人事の方にヒアリングするために都心某所にお出かけしてきました。と言っても、採用手法の話だけに留まらず、予算作りの考え方や業界の今後の見通しなど、どんどん広がってあっという間の1時間でした。

 

その中でもさすがだなぁと思ったのが、

  • リファラルで採用できるのであれば、リファラルを中心で採用活動をする。
  • リファラルを進めるのは経営者・経営陣としては当たり前になっている。

というあたり。積極的に採用活動を展開されている企業ならではのコメントでした。

 まだまだヒアリングさせていただいている企業様の数は少ないですが、

リファラル採用は経営者のコミットメント次第」

ですね。これはもう間違いない。

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というのも、労働市場環境が大きく変わり、従来の手法では採用成果が上がらなくなってきたからです。

労働市場環境は企業にとって“外部環境”であり、外部環境の変化への対応が“経営戦略”です。その労働市場環境が大きく変わったなら、経営戦略として「採用のやり方」を変えることは当然と言っていいでしょう。

それでは、「リファラル採用に注力しなさい」と経営者が人事に指示をして、それで採用成果があがるでしょうか?

残念ながら、それでは成果は上がりません。なぜなら、リファラル採用の推進力はその企業の社員の“行動力次第”だからです。「リファラル採用ってのがいいみたいだから、人事部で後はよろしくぅー」では全然ダメです。なぜなら社員は自分の仕事で忙しいのですから、採用業務への関与なんて二の次です。

経営者自らが陣頭指揮を執るくらいの主体性と情熱が必要不可欠

実際に、リファラル採用で成果を上げていらっしゃる企業の人事の方は、異口同音に「経営側がものすごくリファラル採用について意識している」という声を聞きます。

 

もう少し具体的には・・・

「今のリファラル採用の状況はどうなっているんだ?」

リファラル採用をもっと促進させろ」

と口やかましく言ってくるとのことです。

 

経営者の彼らが、どうして積極的に首を突っ込んでくるのでしょう。数多ある会社の仕事の中で、その一つである「人事採用」、それも「リファラル採用」という一つの手法に対して関心を持つのでしょう。

 

そこには、人事責任者を含む採用担当者の情熱、達成意欲、危機感が経営に伝わっていることがベースにあります。現在の労働市場感、顧客の要望、売上目標の達成度、現場の疲弊など、ありとあらゆる角度から、「採用が危機である」と伝えていらっしゃいます。

その採用現場の想いが経営者に伝わり、経営者が応えるという素晴らしい循環が発生しているのです。


・・・“経営からの強いプレッシャーが大変”という声も少し耳に入りましたが、逆のパターンよりもよほどいいですよね。

でも、ウチの経営はそこまで危機感を感じていないみたい・・・ 

売り手市場とか労働力不足問題がこれだけ新聞やニュースで取り上げられている時代に、人材採用を経営の最重要経営課題に設定せず、それでいて「人が採れない」っておっしゃる経営者なんていらっしゃらないですよね。

 

・・・でも、万一いらっしゃったら、相当残念です。
ただでさえ労働生産性の問題や、労働力不足問題への対応が喫緊の課題となっている状況で、採用に関する緊急度が下がっている企業は、あっという間に淘汰されてしまうことでしょう。。

 

とはいえ、「残念です・・・」で済ましてはいられないのも事実。淘汰される前に生き残り策を講じなければならないと思うんですよ。

もしこのブログをお読みになっている方の中で、どうしたもんか・・・とお悩みでしたら個別にメッセージくださいませ。一人で悩むよりは何かアイディアが浮かぶかもしれませんので。

 

リファラル採用は、今もっとも注目すべき採用手法です。
でも、その導入や展開は一筋縄ではいかないのも事実。
背景、状況はそれぞれの会社で違うので処方箋も個別に異なりますが、

「何はともあれ経営者のコミットメントなしではリファラル成功は遠い」

これだけは言えます。
ご参考になれば幸いです。